特定活動だけ知っていてもダメ!特定査証(ビザ)のことを深く理解しよう!

特定査証を取得し、特定活動という在留資格で日本に滞在する外国人は多くいますが、特定査証の対象となるのは特定活動だけではありません。

今回は、特定査証の概要や特定活動の詳細、取得方法や必要書類、注意点を説明します。

特定査証とは

外国人が日本に入国する際、査証は入国許可申請書類の一つとなっています。査証には様々な種類があり、来日目的に応じて種類を選びますが、どの種類にも該当しない場合があります。

どの査証にも該当しないけれど、日本での活動を認められるべき事案のために特定査証が設けられています。特定査証は、特定ビザとも呼ばれます。

特定査証の目的と対象

特定査証には複数の目的が含まれ、対象となる外国人は様々です。

■日本人の配偶者
まず、日本人の配偶者等です。日本人の実子も含みます。永住者の配偶者等も特定査証になります。永住者の実子も含みます。日本人の配偶者等、永住者の配偶者等の滞在期間は5年、3年、1年又は6ヶ月のいずれかの期間です。

■特別な理由で認めた外国人
日系人や定住難民、中国残留邦人の配偶者や子等、法務省が特別な理由を認めた外国人を含めた定住者も特定査証に該当します。定住者が認められる滞在期間は5年、3年、1年、6ヶ月又は5年を超えない範囲で法務大臣が個々に指定する期間となります。

■特定活動
また、特定査証の目的には特定活動があります。特定活動という表現は抽象的ですが、特定活動で可能な活動は幅広いです。

■該当職種
外交ビザで来日している外国人の家事使用人、ワーキングホリデー協定制度利用者、アマチュア・スポーツ選手やその家族、報酬を伴うインターンシップを行う大学生、サマージョブ参加者、EPAに基づく看護師や介護福祉士候補者等が該当する職種となります。

■在留期間
特定活動の在留期間は5年、3年、1年、6ヶ月、3ヶ月又は5年を超えない範囲で法務大臣が個々に指定する期間のいずれかとなります。
参考)http://www.immi-moj.go.jp/tetuduki/kanri/qaq5.pdf

特定活動について

特定査証に対応する在留資格の一つに特定活動があります。特定活動は、法務大臣が個々の外国人について特に指定する活動と入管法で定義されています。

■分類
特定活動という在留資格は、法定特定活動、告示特定活動、告示外特定活動に分類できます。法定特定活動又は告示特定活動に該当すれば、在留資格認定証明書の交付申請が可能です。

■法定特定活動
法定特定活動は特定研究事業活動、特定情報処理事業活動、特定研究等家族滞在活動、特定情報処理家族滞在活動が入管法で規定されています。

■告示特定活動
告示特定活動は、入管法に規定のある在留資格に該当しない場合で、法務大臣が告示として個々に指定する活動です。法務省告示で活動が指定されており、法務省のHPで活動内容の閲覧が可能です。
参考)http://www.moj.go.jp/nyuukokukanri/kouhou/nyukan_hourei_h02.html

尚、個々の外国人が指定されている特定活動の内容は、外国人の所持するパスポートに貼付される指定書に記載があります。指定書には就労の可否に関しても触れられています。

■告示外特定活動
告示外特定活動は法律や告示では認められていないものの、法務大臣が人道上の特別な事情を考慮して滞在を認める活動です。例えば、就職先が決まらないまま卒業してしまった留学生の就職活動期間、親を呼び寄せる等の事情です。

取得方法と必要書類

来日前に特定査証を取得しなければなりません。特定査証でも目的等によって書類が異なるので、必要な書類を正確にそろえ、適切な手順を踏んで申請します。

■在留資格認定証明書
まずは、日本にいる代理人等に近くの入国管理局において在留資格認定証明書の申請をしてもらいます。在留資格認定証明書は査証申請にあたって必須の書類とはなっていませんが、無ければ他に多数の書類提出を求められる上、審査に時間を要するので可能な限り準備する方が良い書類です。

■交付後
日本で在留資格認定証明書が交付された後、海外にいる当該外国人に送付してもらいます。外国人は在留資格認定証明書の他、旅券、査証申請書、写真を持って自国にある日本大使館又は総領事館に行って査証発行の申請をするという流れになります。

■中国籍
尚、中国籍の方は更に必要な書類があります。戸口簿写しの他、申請先の大使館等の管轄地域内に戸籍が無い場合は暫住証又は居住証明書、特定活動以外が目的の人は質問票を準備しなければなりません。

注意点

特定査証の申請に関して、中国籍の方が追加書類を要するように、必要となる書類は申請者の国籍によって異なります。また、共通で必要な書類であっても外国人の国籍によっては必要な書類の枚数が異なる場合もあります。

詳細な情報は、自国にある日本大使館や総領事館のHPで確認したり、問い合わせたりする方が確実です。
参考)https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/visa/chouki/visa10.html


夢グローバルでは国際人材の採用に必要な業務をワンストップで提供いたします。外国人雇用を検討中の方はお気軽にお問い合わせください。

夢グローバルへのお問い合わせはこちら>>